べんがらの聖地「吹屋」で手染めされた濃い赤みが美しいストール。

べんがら(紅殻)は、酸化鉄を含んだ赤茶けた土から作られた赤色顔料がインドのベンガル地方から伝わったことが語源といわれています。日本にも古くから根付いており耐光性にすぐれ防虫、防腐機能もあることからべんがら塗りとして京都や飛騨高山の町屋にも使用されてきました。べんがらは、基本的に濃く赤みの強い茶褐色ですが、燃焼温度と調合により黄、紫、灰色といった色彩豊かな色合いをつくることができるようになりました。日本では、岡山県高梁市の「吹屋」という村で、べんがらは初めて人の手で作り出すことに成功しました。べんがら色の外観で統一された美しい日本家屋が建ち並ぶ赤く染まった町「吹屋」で手染めされた濃い赤みの柄が美しいべんがら染ストール。べんがらの聖地「吹屋」でべんがらをこよなく愛する染職人が思いを込めて染めたストールです。

土ならではの自然で優しい色合いが魅力の一枚。

土に含まれる酸化鉄が原料の「べんがら染め」はナチュラルで深みのある発色が特徴。時間と手間を惜しまず色を重ねることで生まれる繊細で美しいグラデーション柄は時間の経過による変化を愉しめる一枚です。

エジプト綿という繊維が長く細番手の糸だけを用いることで、繊細な肌触りと光沢のある上質な生地に織り上げました。2重ガーゼ織で甘く織り上げることで、空気を含んだやわらかい肌ざわりの生地が首回りを包み込みます。
耐久性が高い平織にすることで、染め加工や日常生活（洗濯）にも耐えられる丈夫な生地に仕上げています。

アースカラーは落ち着いた印象でコーデに取り入れるだけでこなれ感が出るので、大人の女性にオススメ。ラフに巻いて首周りにボリュームをもたせることで小顔効果も期待できます。別売の「土佐和紙リング」と合わせることで巻き方のアレンジもお楽しみいただけます。パッと目を惹く色合いでシンプルなトップスに合わせるだけで印象的な着こなしを作ることができます。軽装でシンプルになりがちな春夏コーデを格上げしてくれます。

ホワイトコーデの爽やかなで春らしいスタイリング。首元のストールがアクセントになり顔周りを華やかに見せてくれます。巻き方によって柄の表情が変わるので巻くたびに新鮮な気持ちでお使いいただけます。アースカラーのナチュラルでやさしい色味はどんなカラーとも相性がよく、黒やグレーのベーシックカラーと合わせると、より上品で落ち着きのある大人な装いを演出できます。

日本三大和紙「土佐和紙」の包みにお入れし
水引飾りを添えてお届けいたします。

日本三大和紙のひとつであり、千年の歴史をもつ「土佐和紙」。
上質な和紙の魅力をそのまま生かしたお包みです。
愛媛の伝統工芸士が手掛けた「伊予水引」の飾りをアクセントに大切にお届けいたします。